ポリリズムって何?
大阪は堺市と和泉市でドラム教室を開講している牧川ドラム教室。ドラム講師の牧川義之です。今回はポリリズムについてお話しましょう!ポリリズムとは2つ以上の異なるリズムが同時に演奏されることを言います…といっても実際に体験しないとわかりにくいですね(^^;) ということで先ずは音源をご用意しました。
音源を譜面で表すと上記のようになります。4小節を2回繰り返しています。すべての小節で4分音符のシンバル(一番上のひし形の音符)が演奏されています。1小節目は4分音符のシンバルのみ。2小節目は8分音符のバスドラムが演奏されています。8分音符は1拍に2つの音が均等に演奏される音符です。3小節目は3連符(4分3連)のスネアドラムが演奏されています。3連符は1拍に3つの音が均等に演奏される音符です。4小節目では8分音符のバスドラムと3連符のスネアドラムが同時に演奏されています。そうなんです!この4小節目がポリリズムになります。一拍のなかで2つの音と3つの音が同時に演奏され、次の一拍で揃っているので、1拍で解決するポリリズムとなります。このようなポリリズムは古い民族音楽でもみられるので、人類の進化とともに切っても切り離すことができないものとなっています。
これもポリリズムなの?
上記の譜面で表されているものはポリリズムでしょうか?…正解は…これもポリリズムです。実際に演奏してみましょう!右手で強く1回、そのあと左手を優しく2回…これを8分音符にのせて演奏します。
これはさっきのようなポリリズムに聴こえないんだけど…?と思いますね。ですが、この音源には4分音符が演奏されていません。では、4分音符を付け加えて演奏してみましょう。
譜面ではバスドラムになっていますが、音源ではハイハットのチッ!という音で演奏されているのが4分音符です。この4分音符と先ほどの右左左の繰り返しを同時に演奏すると3小節を演奏し終えたのちにまたスタートが揃います。他にも揃うところがありますね!ですが、今回は4拍子で考えています。そうすると3小節で解決するポリリズムということがわかります。実際に4分音符が演奏されなくても4分音符は存在しているので、右左左の繰り返しと4分音符のポリリズムだと言えます。
そんな難しいリズムが曲で出てくるの?
答えは、出ます。普段何気なく聴いているポップス、ロック、ファンク、ジャズなどでもこのポリリズムはよく出てきます。
牧川ドラム教室では
このようなポリリズムもなるべくストレスなく、確実に習得できるようお手伝いしております。牧川ドラム教室は堺市の妙国寺前にて、和泉市のシティプラザ地下1階スタジオ(月水木)にてレッスンを運営中!!当教室は無料体験も実施中!お気軽にお問合せください(*^^*)