マッチドグリップには3種類ある
大阪は堺市の妙国寺前、和泉市の和泉中央シティプラザにてドラムレッスンを運営している牧川ドラム教室、講師の牧川義之です。今回はスティックの持ち方の一つである「マッチドグリップ」についてお話します。持ち方の基本はレッスンにてw
スティックの持ち方には大きく分けてマッチドグリップとレギュラーグリップの2種類があります。
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写真の左がマッチドグリップで、右がレギュラーグリップ(トラディショナルグリップ)といいます。ジャズなどでドラムを演奏するときは右利きの場合、右手がマッチドグリップ、左手がレギュラーグリップになることが多いです。今回はマッチドグリップについて角度によってさらに3つに分けられるという話です。
ジャーマングリップ
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ジャーマングリップの特徴は、手の甲が上を向いていることです。利点は手首の動きを利用しやすいこと、大きい音を出すのに腕の重みが使いやすいこと、そしてリバウンドをさせずにスティックを低い位置にとどめやすいことなどがあげられます。
フレンチグリップ
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フレンチグリップの特徴は、親指が上を向いていることです。利点としては指が使いやすいこと、そして指によってより素早いスピードの演奏がしやすいことなどがあげられます。
アメリカン(中間)グリップ
![](https://macky-drum.com/wp-content/uploads/2024/01/F0F21261-9EBA-4E8E-B723-29FAC3D30ECE-1024x768.jpg)
ジャーマングリップとフレンチグリップの間に位置するのがこのアメリカングリップです。特徴は親指と人差し指の間の隙間が上にくることです。利点はリバウンドさせやすいことです。ドラムをこれから学ぶかたに一番オススメなのがこのグリップです。ドラムのテクニックに欠かせないリバウンドをつかむのに一番良いからです。