強い音を出せるかな…!?

ドラムセットは打楽器の複合体

大阪は堺市と和泉市でドラム教室.を運営している牧川ドラム教室。代表でありドラム講師の牧川義之です。堺教室は堺駅・堺東駅から徒歩15分。阪堺線妙国寺前駅から2分のところにあります。
今回は強い音の出し方についてお話したいと思います。少し上級者向けなお話です。
ライブ演奏などでパワフルに演奏したつもりが後で録音を聴いてみるとドラムの音が思っていたより引っ込んで弱々しく聴こえる、なんて経験をした方は結構多いと思います。そしてこの問題の解決はそう簡単にはいかなかったりします。その原因は様々ですが、その一つに挙げらるのは、ドラムセットの鳴り方が違う各楽器の演奏の仕方にあると思います。例えば、スネアドラムとタムタムではほかの楽器と混ざって聴こえにくくなりやすいのは後者といえます。

他の楽器に埋もれやすいタムをしっかり鳴らそう!!

スティックの扱い方の基本として、先ずあまり握り過ぎないでリバウンドが得られる持ち方を学ぶことが多いと思います。しかしその緩い持ち方のままだと、タムをはっきり鳴らすのが困難になる場合が多いです。その場合はリバウンドを損なわない程度にスティックに指をしっかり当てながら演奏すると改善することが多いです。何でもかんでも同じ持ち方では上手くいかないものなんですね(^^;)