何から学べばよいの?ジャズ
大阪は堺市と和泉市でドラム教室を開講している牧川ドラム教室。ドラム講師の牧川義之です。今回はジャズのセッションに参加したい!ジャズのドラムで人と演奏したいけどどうしたらよいのか分からない方に向けてお話ししたいと思います。一言で言いますと、まず4ビートから学べばよいと思います。
4ビートはジャズを演奏する上で現在も最も必要とするリズムだと言えますし、大変歴史が長いです。もっと古いスタイルもありますが、使用頻度を考えると4ビートをマスターすることが大切でしょう。この動画を参考に練習してみましょう!
ドラムだけ出来てもセッションには参加できません
いざ4ビートがある程度演奏できたとしても、ジャズのセッションに参加するのはなかなか無謀といえます。なぜならジャズのセッションには知っておかなければならない様々な要素があるからです。そのうち代表的なものを上げましょう!
1.セッションでよく扱う曲を覚える
ジャズのセッションでよく扱う曲、スタンダードナンバーが存在します。これを挙げるとキリがないので少しだけ…
Autumn Leaves
Billie's Bounce
Confirmation
Oleo
It Could Happen To You などなど...
これはほんのひとつまみにもなりません。沢山存在します。が、手始めにいずれかを聴いてみるのも良いですね!ネットなどで検索する場合はBe Bopというスタイルにかかわるミュージシャンや演奏曲を調べるのが良いでしょう!
ただ何となく覚えるだけでなく、最初はある程度でよいので曲のテーマが最後まで口ずさめるようにしておくのが吉です。
2.ルールを覚える
セッションでは様々なルールが存在します。これも沢山あってキリがありません。まったく即興演奏を心得ていない人にとって、まず知っておくべきことは曲のテーマと同じ小節数とコード進行を使ってアドリブをするということです。アドリブとは即興演奏のことです。これにもルールはありますが、曲のメロディやコードに合ったアドリブが多いです。すべてのセッションがそのように行われるわけではありませんがジャズのセッションではこのパターンが非常に多いです。
例えば…
Take The A Trainという曲はイントロなどを省くと32小節で構成されたテーマが存在します。この32小節をジャズミュージシャンは1コーラスと呼んでいます。アドリブを何コーラスしたか?みたいな言い方をします。その32小節の中で1小節毎にコードが記されており、そのコードを伴奏する楽器も存在します。
先にも述べた通り、ルールは沢山存在します。あらかじめいろいろ調べたり、レッスンで教えてもらうのも良いですね。もちろん、牧川ドラム教室ではそのようなアドバイスも行っております。
3.失敗、経験を重ねて覚える
いくら知っておくべきことが沢山あるからといっても、いつまでたっても参加しないと、結局は心得ていけないのがジャズセッション。思い切って参加するのが最短ルートです!講師の牧川もアマチュア時代に曲を知らずに飛び込んで大恥をかいたり、笑われたりしましたw が、それも必要なことです!
提携教室合同でセッション会を開催します
少し先ですが来年1月から堺東ゴードンズバーにて教室主催のジャムセッションを毎月1回行います。詳細が分かり次第アナウンスします。セッションに行く勇気をなかなかもてない方でも参加できるゆるーいセッションの場にしたいと思っています(*^^*)