ニール・パート(1952~2020)
カナダのプログレッシヴロックバンド、ラッシュ(RUSH)のドラマー。僕がこのドラマーにハマったきっかけは、アルバム「Moving Picture」(1981年)。変拍子を難なく叩き分けるテクニック、どこかクセがあるけど気持ちいビート。2000年以降の映像などを見てわかったのが、音が重い!!背が高い!!(193㎝)。デカくて強くてしかも知的なドラミングに惚れました。2020年1月に他界。ショックでした。。。
コージー・パウエル(1947~1998)
コージー・パウエルを知ったのは没後でした。僕は2000年にドラムを始めたのですが、雑誌や教則本を読み漁っているとよくでる名前だったので調べ、Rainbow「 Rising」(1976)というアルバムを買い、聴いてみました。なんと力強いビートだ!!と思っていましたが、その頃はジョン・ボーナムにハマっていたのでそこまで意識はしていませんでした。しばらくして、ブラックサバスの曲「Headless Cross」(1989)のミュージックビデオを観て衝撃を受けました。叩き方がカッコいい!!あと、映像でおすすめなのはドラムソロ「1812」です。
アイドリス・ムハンマド(1939~2014)
本業はジャズが多い僕ですが、まだジャズドラマーが出てきていません(笑)。純粋なジャズドラマーも大好きですが、アイドリス・ムハンマドは異端です。ニューオリンズ出身の彼は元々はリズム&ブルース、ファンクがルーツ。スウィングのテイストも一味違いますがが、そこもたまりません。一般的にレイドバックしていると言われている彼のグルーヴの秘密は下半身がどっしりしたビートにあるように思われます。インタヴューによると、最初はドラムを複数で演奏するバンドのバスドラム担当だったそうです。彼の演奏がよく聴けるのはソウルジャズの分野です。